親知らずは抜歯したほうがいいの?
口内炎がなかなか治らない。顎がカクカクする・・・など、
いつもとは違う違和感があれば早めに受診をしましょう。
口腔外科ではこのような症状に対応しています。
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埋伏歯
(親知らず)斜めに生えてしまっている親知らずが痛む。または周囲の歯肉が腫れて痛む。
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顎関節症
あごを動かすと痛みを感じたり、関節がカクカクと鳴る。口を大きく開けられない。
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口腔粘膜疾患
口内炎口の中に振れると小さな腫瘍(組織欠損)があり痛む。口の中の粘膜が膜が赤くただれている
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良性腫瘍
お口の粘膜・歯茎、またはあごの骨などに腫瘍(できもの)ができてしまっている。
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外傷
転倒して口の中を傷つけた。ぶつけて歯が抜けてしまった。ぐらつきがある。
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舌痛症
舌に焼けるような痛みを感じる。しびれたりビリビリする、などの違和感がある。
親知らずについて
親知らずは必ず抜いたほうがいいというわけではありません。
しかし、痛みがなくても隣の歯が知らず知らずのうち圧迫されてしまい、歯並びが悪くなる原因になったり、むし歯になる場合もあります。
すでに痛みや腫れがある方も、親知らずを一度も抜いたことがない方も、自己判断せずお気軽にご相談ください。
顎関節症について
思い当たること、ありませんか?
顎関節症チェック
- 物を噛むと、耳の付け根やこめかみが痛む。
- 口を開け閉めすると「ガクン」と音がする。
- 口を開けようとしたら、突然開かなくなった。
- 話したり食べ物を噛んだりするとあごがだるくなる。
- 大きく口を開けても、縦に指が3本入らない。
上記の症状に当てはまる方は、顎関節症の疑いがあります。
顎関節症の疑いがある方は、起因を調べるために別の問診票をお渡ししています。
- 食事を片方だけでよく噛んでいる
- 片方の肩だけでバックを持っている
- もうすぐ資格試験や入試がある
などほとんどの原因は食いしばりによって発症します。 外的な要因、心理的な要因などまずは患者さまの生活環境や癖、日常を振り返り、痛みのもととなる起因を突きとめ、日常生活を見直すだけで改善する患者さまもいらっしゃいます。
食いしばりがひどい方には寝るときに専用のマウスピースをはめて頂く方法もあります。
顎関節症は1日で急に発症するようなものではありません。
普段から歯ぎしりの癖があったり、無理な咬み合わせで咬んでいたり、歯が抜けてしまったところを治療せずに放置したりすることで徐々に顎関節や周囲の筋肉に負担がかかり症状となって現れてくるものです。
そのためにも歯科治療をきちんと行い、定期検診を受診しましょう。
口腔がんについて
口腔がんはお口の中にできる悪性の腫瘍です。
口内炎がなかなか治らないと放っておくと、口腔がんだったという症例も少なくありません。
少しでもおかしいなと思ったら早めに、歯科医院を受診するようにしましょう。
当院では、大学病院と連携していますので、専門の医師をご紹介する場合もあります。
まずはお気軽にご相談ください。